第115回 防塵挺身隊 報告書 - 特定非営利活動法人 水辺基盤協会
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活動レポート

防塵挺身隊

第115回 防塵挺身隊 報告書

  • 日 時 :2025年2月15日(土) 午前9時00分~13時
  • 集合場所:阿見町大室 国体スロープ前
  • 清掃場所:阿見町廻戸から掛馬までの湖岸線
  • 参 加 費:500円
  • 参加人数:49名(軽トラック1台、2tダンプ1台、ゴミ回収バケツ20個、長熊手10本、革手袋、ゴム手袋、軍手、ゴミ袋300枚、フェイスマスク10個、ライフジャケット10着、工具一式)
  • 回収したゴミの量:

★可燃ゴミ(45リットル袋) 95袋(ペットボトル13を含む) ★不燃ゴミ(45リットル袋) 7袋(缶4と瓶1を含む) 尚、栄養ドリンク瓶は40本以上を回収。

★粗大ゴミ エビ巣50本、タイヤ4本、炊飯器1台、ヘルメット1個、境界杭4本、買い物籠5個、一升瓶ケース2個、ブイ4個、ポリタンク1個、プランター2個、釣り竿1本、灯油タンク1、蛍光灯3本、水タンク1個、砕石1袋、木材多数、オムツ1袋、定置網の残骸1個、

  • 協 力 :国土交通省霞ヶ浦河川事務所、国土交通省霞ヶ浦導水工事事務所、阿見町町民生活部廃棄物対策課、阿見町生活環境課、阿見町都市整備課、高橋建設株式会社、天海建設株式会社、株式会社伊藤建設、株式会社緑エンジニアリング、株式会社上州屋、
  • 賛 助 :なし

 

去る2025年2月15日(土)、115回目となる防塵挺身隊が、阿見町湖岸の廻戸から掛馬までの湖岸清掃を行いました。陸域から見る限りは、それほど多くのゴミは見当たりませんでしたが、防塵挺身隊の心得の一つである「僕の前にゴミはある。僕の後にゴミはない」の精神で、拾いまくりました。

今回、各地から参集してくださった皆様は49名です。茨城県内はもちろん、埼玉県や千葉県、東京、神奈川県など近隣の都県から馳せ参じてくれた皆様に、心からの感謝です。

当日は、ウキウキするような空模様に参加者の皆さんの霞ヶ浦を思う気持ちは一層高まりました。距離にして約2.5㎞の湖岸線のゴミを探し求めるのですから春の息吹が聞こえるこんな日ならではの、とても効果的な清掃活動が出来ました。

堤防の上から見ているだけでは気が付かない汀(陸域と水域の際)のゴミは、ヨシ原を分け入り、ノイバラを藪漕ぎしてはじめて見つけることが出来ます。それらのゴミをゴミ袋やゴミバケツに回収して、これ等がいっぱいになったら堤防に置きます。置かれたゴミは軽トラックやダンプで分別場所まで運び込みます。

運び込まれたゴミは袋やバケツから一ヶ所に空けて、分別が開始されます。この時期なら大丈夫ですが、気温が上昇すると悪臭に悩まされます。今回も多数の使用済みオムツが回収されていました。本当にゴミの分別は酷い有様です。

粗大ゴミの中には炊飯器やフルフェイスのヘルメットなどがあり、霞ヶ浦住民の心無い行為を否応なしに目の当たりにします。また、今回も漂着したエビ漁礁のエビ巣が50本以上回収され、小さくカットして袋詰めにしました。県が処分すべきゴミを当該市町村が処分しているのです。

少ないと思っていた阿見町の湖岸線でしたが、防塵挺身隊が出動すると100袋に近い可燃ゴミが回収され、瓶や缶などの不燃ゴミも多く回収されました。また、粗大ゴミは予想以上に多くて、木材などは小さく切って袋に詰め込みました。

私たち防塵挺身隊の活動は、参加された皆様のご支援とご協力があればこその事業です。また、大量に回収されたゴミの処理を、活動場所の阿見町様や霞ヶ浦河川事務所様に処分していただけることで、初めて完遂出来ています。ご協力戴きました皆様に、心から感謝申し上げます。

公共の場にはゴミを捨てない。さらには、足下のゴミは拾って処理をする・・・こんな簡単なことを流域住民の一人ひとりが心掛け、続けるだけで、ゴミは確実に減少します。ゴミのない霞ヶ浦を目指して、私たちは目の前にあるゴミを拾います。ゴミのない美しい霞ヶ浦を後世に残したいからです。

今回回収されたゴミは、一般ゴミの回収処理を阿見町町民生活部廃棄物対策課様が、粗大ゴミや危険物は霞ヶ浦河川事務所様が処理を引き受けて下さいました。また、毎回ご参加くださり移動トイレをご用意いただきました(株)伊藤建設様、ゴミ運搬用の2tダンプをご用意くださいました高橋建設(株)様に、心より御礼、感謝申し上げます。ありがとうございました。

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